わた入れはんてん(半纏/袢天/丹前)とは?

日だまり気分、わた入れはんてん

日だまりのような暖かさにつつまれ、団らん気分が絆を深める


木枯らしが吹きすさぶ夜、
家族みんなでこたつを囲み、
たわいもない会話を交わす。

わた入れ袢天(はんてん)は、
そんなさりげない日常の幸せを演出し、
心もからだも暖めてくれる、日本の伝統的な防寒着です。

わた入れはんてんは、背中からじんわりと暖まる心地よさが特徴です

かつて、生産数日本一を誇った
宮田織物のわた入れ袢天(はんてん)は、今でも品質に妥協をしません。

一枚一枚、手作業でわたを入れ、
ひと針ひと針、手でとじて生産しています。

わた入れはんてんの長所


暖かいこと。からだに優しいこと。地球に優しいこと。

健康の面からも、環境の面からも、
わた入れ袢天(はんてん)は、おすすめです。

暖房は暖かいけれど、頭の方が暖かくて、
足元が寒かったり・・

こたつも暖かいけれど、背中が寒い。

そんな時こそ、わた入れはんてんの出番です!!

わた入れはんてんは、何より背中が暖かいのです。
だから、こたつと、はんてんの組み合わせが、おすすめ。

この暖かさ、軽さから、受験生やお年寄りの皆さまに、
特にご好評いただいております。

また、敬老の日や、還暦御祝などの長寿のお祝いに、
プレゼントされる方も多いですよ。

わた入れはんてん・奴(やっこ)・ポンチョ

宮田織物の
「わた入れはんてん」の特徴


熟練したスタッフの手によって、
着る人の着心地と暖かさを一番に考え、

2人1組で、手作業で、わたを入れ、
ひと針ひと針こころを込めて、とじていきます。

針の縫い目の大きさを、縫う場所ごとに変えることで、
ふんわりとやわらかく包まれるような着心地になります。

人の手仕事ならではの、なせる技です。

宮田織物のわた入れはんてんの特徴

もちろん、わた入れはんてんに使用する表地は、
宮田織物オリジナルの和木綿(わもめん)

布地の織りから、自社で企画し、織り上げた布地で、
わた入れはんてんをつくる。

商品に対する思いは、並々ならぬものがございます。

さらに、中に使用するわたにも、
宮田織物のこだわりがあります。

現在、商品にあわせて、

●綿100%
●絹100%(真綿)・
●綿80%ポリエステル20%

を、使用しております。

それぞれのわたに独特の良さがあり、
表地や商品についてデザイナーを中心に考慮し、
製品化しております。

中わた・・はんてんの着心地や、厚みを決める重要な要素。

「わた入れはんてん」の歴史


はんてんとは、袢天・半纏・半天とも書き、
長着に帯を締めた上に、羽織って着る
わた入れの防寒着のことです。

江戸時代後期から庶民の日常着となりました。

「どてら」と呼ぶ地方もあります。

筑後は、福岡県筑後平野の南に位置する
久留米郊外の町。

有馬藩の昔から、
宿場町、市場町としてにぎわったこの町は、
また古くから木綿織物工業が栄えたところです。

江戸時代、筑後の町では幕府から絹織物を
禁じられた農民によって、木綿織物の技術が
めざましく発展しました。

久留米絣は、その最たるものといえます。

この有馬藩の木綿織物の伝統技術を受け継ぎ、
さらに磨き上げたのが、手づくり民芸調久留米はんてんです。

わた入れはんてんの歴史

「わた入れはんてん」ができるまで


わたを入れる工程は、まるでイリュージョンのよう。

あっと驚くようなスピードと手順の良さに、
テレビ取材に来られるほどなんですよ。

そのスピードと正確な作業は、
熟練したスタッフによるもの。

感嘆の声しか上がりません。

職人の技が光ります!!どうぞ、ご覧下さい。

1、布地の企画

宮田織物の布地は、専任のテキスタイルデザイナーを中心に、
糸選びから行ない、何度も試し織りを重ね、
デザイン性・色味だけでなく、
風合い・肌ざわりなどまでチェックし、
合格した布地のみを使用します。

出来上がった数多くの布地の中から、
さらにそのシーズンに相応しいものを選び、
製品のデザインを行ないます。

2、デザインの企画
布地の組み合わせ、色の取り合わせを熟考しながら、
何着もサンプルを作ります。

こちらでも、デザイン性だけでなく、実際に着用して、
着心地などにも考慮します。

製品が決定したものは、CADにパターンを入力。
マーキング(型入れ)を行ないます。
デザインした商品が形になるまで、何度も試行錯誤し、風合いや着心地を確かめます

3、裁断から縫製工程

裁断の前に、まず布地を縮絨(しゅくじゅう)機にかけます。

縮絨という作業は、蒸気を当て、布地を前もって縮ませることで、
縮みやすい木綿素材ならではの欠点を補う大切な前工程です。

裁断は、CAMと呼ばれる自動裁断機で正確に行います。

裁断された布地を、組み合わせる縫製作業は、
スタッフが一枚一枚丁寧に縫いあわせていきます。

福岡県筑後市にある自社の工場では、
自動ミシン・特殊ミシンなど、
あわせて百数十台のミシンが動いています。

4、わた入れ工程

ここからが、わたいれはんてんの特徴でもある、
はんてんに「わた」を入れる工程です。

熟練のスタッフが2人1組になり、
一枚一枚丁寧に「わた」を入れていきます。

なんと、下の6枚の写真の工程が、
流れるようにあっという間にできるのも、
長年連れ添い、ともにやってきた職人同士ならでは。

わた入れはんてんにわたを入れる作業工程

実は、上の写真は、こども用やっこの作業工程。
大人よりもずいぶん小さい【こども用】ですが、
作業工程は、全く同じ。

こんなに小さいものでも、一枚一枚、
2人1組で丁寧にわたを入れていきます。

また、わた入れはんてんの背中部分には、
足しわたをしたりなどの暖かさへのこだわりがあります。

※このわたを入れる作業は、
テレビ・雑誌・ラジオなどでも
取り上げていただいております。

●FBS福岡放送「めんたいワイド」放映
●NHK福岡放送「トクテレ」放映

など、まだまだ多くの雑誌やテレビで、
放送していただきました。ありがとうございます。

5、とじ工程

熟練したスタッフにより、ひと針ひと針こころを込めて
わたをとじていきます。

全ての縫い目の幅を同じにせず、
その縫い目の箇所により、
広くとじる・狭くとじるなどといった
職人の技が、やわらかで心地よい着心地へと繋がります。

こどもやっこの完成品写真

6、仕上げ・検品・検針工程

最後に、一枚一枚を
人の手と目で細かく確認していきます。
検針器も通しますので、安心してご着用ください。

宮田織物のわた入れはんてん